CIA講座のプロダクトリーダーが語る、仕事のやりがいや学びのスタンスとは?

アビタスのCIA(公認内部監査人)講座には、CIAに強い興味を持っている方から、あくまで選択肢のひとつ程度と考えている方まで、様々な方が受講相談にいらっしゃいます。

それぞれスタートは異なる中、CIAを取得して自らキャリアを切り拓いていくことができる方には「学び続ける」という共通点があるようです。CIA講座のプロダクトリーダーであり、自らも日々知識のアップデートに努める片山さんが、学び続けるために大切なことを語ります。

PROFILE
片山 潤
CIA(公認内部監査人)講座・プロダクトリーダー

早稲田大学政治経済学部卒業。地元の学習塾にて小学生から高校生を対象に英語・社会科・国語のクラスを担当、人の成長の手助けをする仕事のやりがいを学ぶ。2019年にアビタスに入社。2021年よりCIA講座のプロダクトリーダーを務める。

 

「人の成長の手助け」と「グローバルに通用する価値提供」を

――まず自己紹介をお願いします。

アビタスのCIA講座のプロダクトリーダーとして、講座の予算・実績の管理、ご検討者様向けイベントの企画・実施などを行っています。また営業としてCIAやUSCPA(米国公認会計士)講座を検討されているお客様へのご案内なども行っています。

休みの日は家でゆっくり過ごしたり、友人に会ったりしています。博物館や美術館に行くのも好きです。趣味は、読書や映画鑑賞、英語やドイツ語の勉強をすること。米国やドイツに留学した経験があるため、言葉を忘れないようニュースをチェックしたり、本を読んだりしています。

――学生時代から海外に興味があったのですね。

小さい頃は漠然と「世界と関わる仕事がしたい」と考えていました。海外の童話などに触れる機会が多く、食文化など各国の文化に強く興味を持つようになったのです。その後、高校での1年間の米国留学を経て、大学ではドイツに1年間留学しつつ、国際政治について学びました。

大学卒業後は地元の学習塾で講師を務め、「人の成長の手助けをすること」のやりがいを日々感じていました。そのような中で出会ったアビタスは「人の成長の手助けをすること」と、小さな頃からの夢だった「グローバルに通用する価値を提供すること」を両立できる会社でした。まさに私がやりたいことができると思い、入社を決めました。

CIAを通して、お客様がキャリアを切り拓いていけるように

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――アビタスで働く中で、どのような点にやりがいを感じますか。

日々のCIA講座の運営において「どうすればもっとお客様に満足いただけるか」を突き詰めて考え、説明会やイベントを作り上げていくことに大きなやりがいを感じています。 特に自分が企画したご検討者様向けイベントに多くの方が参加され、好評をいただいた際には大きな喜びと達成感を覚えます。

――どのような方がCIA講座の受講を検討されているのですか。

CIA講座は、すでに内部監査に携わっている方がキャリアアップや実力証明を目的として検討されている方も多いですが、漠然とキャリアに不安をお持ちの方など、明確にCIA取得を目標とされていない方も検討されています。

具体的には「今年の春から内部監査部に配属になったけれど実務経験がないため、CIAがどのようなものか話を聞いてみたい」といった方から、「セカンドキャリアに対して不安を感じている。選択肢を増やす資格としてCIAを検討したい」という方など、様々な方がいらっしゃいます。

他にも、現在経理や財務に従事している方が「内部監査には直接携わっていないけれども、CIAを学習することで会社全体の視点をもって日々の業務を見直せるようになりたい」と受講を検討されることもあります。

実際にあったご相談の中で印象深かった方のお話ができればと思うのですが、以前、キャリアに漠然とした不安を抱えている方に相談いただいたことがありました。いろいろとお話を伺う中で、この方のキャリアはCIAによって切り拓くことができるのではと思い、講座受講を提案したところ、最終的にCIAの学習を開始され、転職によるキャリアアップを実現されました。

お礼のメールをいただいた際は、お客様がキャリアの可能性を広げ、一歩進むためのお手伝いができたと非常にうれしく思いました。

興味を持てないものを学ぶとき、意識していること

――片山さんが働くうえで大切にしていることを教えてください。

感謝の気持ちを忘れず、それを言葉にして伝えることです。「ありがとう」の気持ちは言葉にしなければ相手に伝えられないと思っています。コロナ禍によりオンラインのコミュニケーションが増えたことで、一層その重要性を感じています。

そして、新たな知識を身につける積極性は常に大切にしています。

――新たな知識を身につける積極性を大切にしているとのことですが、具体的に片山さんご自身が今取り組んでいる「学び」があれば教えてください。

内部監査の今日の情勢やCIAについて学習して知識をアップデートしています。CIAを検討されている方は豊富な知識とビジネス経験をお持ちの方が多いため、お客様と同じ目線でご案内できるよう努めています。

具体的には、ニュース等は必ずチェックするとともに背景についても調べるようにしています。また、CIA講座の卒業生を招いたイベントで積極的にゲストとお話しすることで、内部監査や企業の今をできる限り吸収するようにしています。

そう考えると、アビタスという会社は、私にとって営業だけでなく、マーケティング的な視点や内部監査・内部統制・ビジネス全般についてなど、幅広い学びの機会を与えてくれる存在なのだと思います。

学ぶことを楽しめるのは自分の強みだと思っています。今後もその強みを活かすとともに、学び続けることを忘れないようにしたいです。

――「学びを継続的に続けられない」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。「学び」を続けるために意識していることはありますか。

何よりも楽しむことでしょうか。

とはいえ、自分が自然に心惹かれるものは特に意識しなくても楽しめるものですが、時にはなかなか興味を持てないものも学ぶ必要が出てくると思います。

私の場合ですと、外国語や歴史は興味があるので積極的に楽しんで勉強できますが、理系分野はハードルが高いなと…。そのようなときはその対象について少しでも面白そうと思える部分はないか、意識して探すようにしています。

第一印象だけで「興味を持てない」「面白くなさそう」と決めつけるのではなく、様々な角度からその対象を見てみることで、きっと興味を持てる部分が見えてくるはずです。

より多くのビジネスパーソンにCIAの有用性を伝えたい

Img2449――今後、達成したいことや考えているキャリアパスを教えてください。

内部監査人としての実務・キャリアにおいてCIA資格がどれほど有用であるかを、より多くのビジネスパーソンに知っていただきたいと思います。 組織や開催イベントのスケールを拡大していくことも選択肢のひとつだと考えています。

またCIA資格を検討される方々に、内部監査やCIA、昨今のビジネス事情などに関する有益な情報をより積極的に発信していくとともに、そのために必要となる知識を身につけるため、常に学習を続けたいと考えています。

私がCIA講座のプロダクトリーダーになって3年目に突入しました。お客様のためにできることを少しずつですが着実に重ねることができていると感じます。これからはもう少し背伸びをして、先を見据えた提案をしていきたいと思います。

 

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